たのしみは 妻子むつまじく うちつどひ 頭ならべて 物をくふ時
たのしみは 昼寝目ざむる 枕べに ことことと 湯の煮えてある時
たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時
これらは、江戸時代の歌人 橘曙覧さんが作った短歌です。
どの歌も、「たのしみは」で始まり「時」で結ばれ、暮らしの中で感じる、ささやかな楽しみや喜びが歌われています。6年生も、心が楽しくなる時や、わくわくする時、ほっとする時などを思い出し、「たのしみは」で始まり、「時」で結ぶ短歌を作ってみました。
【6年生が作った短歌】
たのしみは 休日の日に 家一人 部屋でごろごろ テレビ見る時
たのしみは 夏の休みに 海もぐり サザエや貝を いっぱいとる時
たのしみは ピアノで新たに 曲習い それを家で 練習する時
たのしみは 休日の日に ゲームをし ごろごろとして 外に行く時
たのしみは レース切り絵に セロハンはって できた作品 ながめている時