なわとび大会では,たくさんの保護者が見に来られ,新記録が2つも出ました。卒業まじかの6年生を含め,全校児童が一生懸命なわとびをする姿に感動しました。
(校長講話)
『風来たりて 門おのずから開く』
これは,平安時代終わりから鎌倉時代初めにかけて禅宗のひとつ臨済宗を開いたお坊さん栄西の言葉です。
『風来たりて 門おのずから開く』の言葉の意味は,自分から行動していれば,閉じられた門も自然に開く。待っているまま,期待しているだけでは,門は閉ざされたままである,ということです。
先生は,1学期から,自分の目標や夢の実現のために努力することが大切であると皆さんに呼びかけてきました。3学期皆さんが学校に来る日は,今日を入れて,6年生は30日,1年生から5年生は35日しか残されていません。あっという間に,6年生は中学生に,1年生は2年生,5年生は6年生にというようにひとつ上の学年になるのです。ですから,残された3学期,自分の目標や夢の実現に近づくよう,毎日,勉強や運動に努力していってください。
その際大切になるのは,失敗を恐れない,ということです。失敗を怖がらずに,一生懸命努力することによってこそ,皆さんの目標や夢は実現される,ということを忘れないでください。
また,失敗しても後悔してはいけません。「後悔」とは,「あんなことするんじゃなかった,というように後になって悔やむこと」です。「後悔しない」とは,(皆さんが中学生やもう少し大きくなってからわかると思いますが,)自分が一生懸命やった結果が,うまくいかなかったり悪かったりしても,その結果をしっかりとみつめ,次はよりよい結果を出そうと再び努力することです。
『風来たりて 門おのずから開く』
自分の目標や夢を実現させるためには,失敗を恐れず努力し続ける強い心が大切になります。残された3学期,毎日一生懸命がんばる大島っ子になりましょう。
これで話を終えます。