津田さんには、人権に関わる絵本の読み聞かせをしていただきました。新田さんには、絵本にあわせた音楽を演奏していただき、音と映像の読み聞かせが実現しました。
読んでいただいた本は、「ちびっこちびおに」「ひとりひとりのやさしさ」「こころのえほん」の3冊です。
聞き入る子どもたち |
図書館からのお知らせ |
「ちびっこちびおに」は、帽子をつのをかくし、洋服を着て人間になりすましたおにの子どものちびおにが、町にやってきて、幼稚園に迷いこんでしまいます。そこで、ちびおにはみんなに正体がばれてしまいます。それはちびおにの優しさゆえの行動からでした。けれどちびおにがこわくないと分かると、子どもたちはみんなちびおにを歓迎してくれたお話です。
「ひとりひとりのやさしさ」は、新しい友だちとの出会い、無視し続けた日々、とまどい、後悔など多感な少女の心の動きを丁寧にすくいとり大切なテーマを読み手の心に問いかけるお話です。
そして、「こころのえほん」は、目に見えないものでも大切なものがあると教えてくれるお話です。いずれも、音楽とともに子どもたちの心に響く素敵なお話で、お話が終わった後に発表した子どもたちの感想もとてもあたたかいものばかりでした。