まず、バスで大島小学校を出発し、畑村の土砂災害防止施設に向かい、現地で約30分間、説明していただいたり、見学したりしました。崩落から民家を守るための「よう壁」や「ループフェンス」を見学しました。
その後、大島漁協に移動して船に乗せていただき、水産環境整備工事現場に行き、起重機船舶がGPSを使って長崎県五島列島椛(もみじ)島から採取した巨石を海底に投入する作業を、約40分間、見学しました。そこでは、自然石を海底において生物が生活しやすいように海藻・海草を増やす「うみのもり」を造成する工事が行われていました。「うみのもり」をつくることによって、魚・ナマコ等の生物を繁殖しやすくするだけでなく、海の温暖化防止にも繋がっているとのことでした。
児童は、大島小学校周辺の陸と海のそれぞれの工事現場を見て、知らないことだらけで驚いていました。