今日は、3年生以上が小浜藩台場場跡に見学に行きました。
おおい町立歴史資料館学芸員の川嶋清人さんから説明をしていただきました。
この大砲は江戸時代に外国の船を威嚇するために作られたそうですが、一度も使用されたことがないそうです。若狭湾沿岸には30ヵ所ぐらいあったそうですが、石垣等がきれいな形で残っているのは珍しいそうです。
ここで問題です。
1問目:大砲(砲台)の重さは、どれぐらいあるでしょうか。
2問目:大砲の弾は、どのぐらい飛ぶでしょうか?
3年生以上のお子様がいらっしゃる御家庭は、お子さんに聞いてみてくださいね。
砲台は、なんと1トンもあるそうです。また、1000メートル(1キロメートル)から
2000メートル(2キロメートル)も飛ぶそうです。
そして、なんと驚いたことは、大砲の弾を撃って船に当てるのではないそうです。弾が船の甲板に当たっても、船は沈まないそうです。そこで、「石切り(水切り)」のように弾を海面に飛ばして船の側面に当て、船を傾けることによって海水を船に入れ沈めるそうです。
昔の人の知恵はすごいですね。大島の歴史についても色々学べ、とても良い体験になったと思います。
川嶋さん、御指導いただき、ありがとうございました。