~ 一年を振り返って ~
今年は雪の少ない冬と思っていましたら,2月の終わりに思わぬ雪…。まだまだ寒さは厳しく,『春よ来い,早く来い』といった心境です。それでも,グラウンド越しに見える桜の木々の芽が心なしか色づいてきたように思います。
さて,来週はいよいよ3月に入ります。各学年のまとめの月となります。
思い起こすと,4月からこの一年間,いろいろな学校行事や授業がありました。子どもたちは,それらに精一杯取り組み,いろいろなことを考え,できるようになってきました。
かけ算の九九がすらすら言えるようになった,みんなの前で大きな声で発表できるようになった,元気な挨拶ができた,給食を残さず食べるようになった,逆上がりができるようになった,きれいな字が書けるようになった,書けなかった漢字が書けるようになった,解けなかった算数の問題が解けるようになった,誰かに優しくできた…。
きっと,両方の指では足りないくらいたくさんできるようになったことがあると思います。なかには,苦しくても負けずに頑張った,我慢することができるようになったという子もいるでしょう。
一年は,子どもたちを本当に大きく成長させてくれました。
3月1日(金)には,この一年間の学習のまとめとして発表会を開きます。総合的な学習やその他の授業で学んだことを保護者・地域の皆様に見ていただく機会として設定しております。派手な発表ではないと思いますが,それぞれが身につけた力を見せてくれると思います。
また,第二部は『6年生を送る会』として,お世話になった6年生の小さな頃の写真を見て当てる「わたしはだれでしょう」クイズを楽しみます。
お忙しいことと存じますが,ぜひ,保護者・地域の皆様にもお越し頂きたいと思います。
2月の初めに校内縄跳び大会を行いました。どの子も精一杯跳んで,たくさんの新記録も生まれました。
最後の1秒まで諦めない『粘り強さ』を見せてくれた子がたくさんいて,大変うれしかったです。
諦めずに頑張る子と,「1秒しかない」と諦めてしまう子には縄跳びだけでなく,いろいろなことに大きな差が生まれてしまいます。今年度も後1ヶ月となりましたが,最後まで粘り強く取り組む姿勢を見せてほしいと願っています。
最後になりましたが,保護者の皆様,地域の皆様には,この一年間,大変お世話になりました。皆様のおかげで子どもたちはいろいろな経験を重ね,大きく成長することができたと思います。本当にありがとうございました。