大島小学校

大島小学校

2011年11月24日木曜日

道徳の授業から

3・4年生の学級で,道徳の公開授業がありました。多くの先生方が,参観しました。
 「ぼくらだってオーケストラ」というお話を読んで,自分の考えを発表しました。
 <お話の内容>
  4年生が市の連合音楽会に出ることになった。リコーダーが苦手なてつおは,目の前が真っ暗  になる。練習していると,そばで練習していたなつみが,「右手の小指,あなが半分あいている。」と教えてくれた。しかし,てつおは,「なんだよ。えらそうに。さか上がりもできないくせに。」と,注意を素直に受け入れられない。なつみは,その後も楽ふにドレミをふってくれたり,練習方法を教えてくれたり,はげましてくれたりした。そのおかげでだんだんふけるようになってきたてつおは,連合音楽会が楽しみになってきた。そして,「音楽会が終わったら,なつみさんにさか上がりを教えてあげようかな。」と考えるようになる。

 児童は,てつおの心の変化を読みとりながら,本当の友だちとはどういうものかについて,考えていきました。そして,自分の体験を振り返りながら,友だちと助け合おうという気持ちを高めていきました。
 てつおとなつみのように,お互いに注意し合ったり,教え合ったりして,本当の仲間になっていってほしいと思います。