5/26(木)に第1回目,
6/7(火) に第2回目の
へしこ作り体験をしました。
「地域の伝統産物について,体験活動を通して理解を深め,自分たちが作った物を給食に活用することで,食べ物に対する感謝の気持ちを養う。」をめあてに,地元大島の「たまてばこ」の方々にお世話になり体験しました。
1回目は,へしこについての話や作り方についての説明を受けた後,鯖を卸し,塩押しをしました。
鯖を卸すことは,地引き網体験で経験があったので,案外上手に次々と卸していきました。ただ,大きな鯖だったので,
「かたくて大変だった。」
「失敗したらどうしよう。」
という思いをもちながらの体験だったようです。
たくさんの鯖を卸した後は,塩押しです。
とてもたくさんの塩を腹に詰めていくことに驚きました。
また,その詰め方や塩の量で出来上がりの味が変わってくることも教わりました。
交代で次々と塩を詰め,おけに並べていきました。
2回目は,塩押ししておいた鯖を糠に漬けました。
水が抜けぺったんこになった鯖に、唐辛子と糠を詰めていきました。
おけに水がたまっていることに驚きの様子でした。
「鯖から出た汁は,もっと白い色かと思ったけど茶色くてびっくりした。」
という感想を書いた子もいました。
「なかなかできないへしこ作りを体験できてよかった。」
「鯖は1月にはどうなっているか楽しみ。」
などの感想がありました。
自分たちで漬けたへしこの出来上がりを心待ちにしている子どもたちです。
自作のへしこを使った給食は,6年生の子どもたちには,いつもにも増しておいしく感じられることでしょう。