大島小学校

大島小学校

2019年3月11日月曜日

東日本大震災から8年

 今日、14時46分で、東日本大震災から8年がたちました。
 今日、14時46分、日本中で、東日本大震災で亡くなられた方々に対し、心からご冥福をお祈りするための黙祷が捧げられました。
 大島小学校でも、全校で、14時46分に1分間の黙祷を捧げ、ご冥福をお祈りしました。黙祷の前、校長先生から次のようなお話がありました。
「栃木県に住む校長先生の先輩先生が話してくれたことをもとに話します。2011年の今日、午後2時46分、東日本大震災によって、1万9598人の方が亡くなり、未だに2533人の方が行方不明になっています。東日本大震災が起こった日、東北地方の人たちは、大きな津波が来て、今まで支えてくれた家族・友達、家や学校が無くなりました。食べ物も無くなりました。津波が来る前は、当たり前のようにいてくれた家族・友達、当たり前のように住んでいた温かい家が無くなりました。当たり前が当たり前で無くなったのです。大島小学校の皆さんはどうですか?大島には、まったくと言っていいほど、大きな地震は起きませんね。皆さんには、家や学校が当たり前のようにあり、毎日、お母さんが食事を作ってくれる。叱ってくれる家族、愛してくれる家族がいる。一緒に遊んでくれる友達がいる。当たり前のように学校に来て、先生方に教えてもらう。皆さんが、東日本大震災で亡くなった方々、残された家族に対してできることは、この当たり前のようにいてくれる人々や家・学校等に感謝して、一生懸命に生きること・努力することしかないのです。2時46分になりました。みんなで,東日本大震災で亡くなられた方々・未だ行方不明の方々のことを思って,1分間目を閉じて祈りましょう。黙とう!」