PM2.5の数値が高い日は
外での活動を控えてください!
暖かな季節を迎え、子供たちは元気に外で遊ぶことが増えてきました。
けれども、今年は黄砂と共にPM2.5の飛来が心配されています。
PM2.5は大気中に浮遊している、非常に小さい粒子です。
健康への影響が懸念されているので、なるべく吸い込まないように注意してください。
特に、春休み中の子供たちの健康について御注意ください。
数値が高い日に気をつけてほしいこと
①外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らすようにしてください。
②換気や窓の開閉を必要最小限にしてください。
PM2.5濃度が85μg/m3を超えた場合、有線放送等で告知があります。
※マスクをつける場合は、顔の大きさに合ったものを、空気が漏れないようにぴったりと着けてください。
PM2.5とは
PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の30分の1)、肺の奥深くまで入りやすく、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患のリスクの上昇、肺がんのリスクの上昇や、循環器系への影響も懸念されています。
環境基準・・・環境省は環境基本法第16条第1項に以下のとおり環境基準を定めています。
1年平均値 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 35μg/m3以下(平成21年9月設定)
注意喚起のための暫定的な指針
暫定的な指針となる値
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行動のめやす
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備考
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レベル
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日平均値
(μg/m3)
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1時間値
(μg/m3)
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Ⅱ
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70超
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不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。
(高感受性者※2は、体調に応じてより慎重に行動することが望まれる。)
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85超
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Ⅰ
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70以下
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特に行動を制約する必要はないが、高感受性者は、健康への影響がみられることがあるため、体調の変化に注意する。
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85以下
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(環境基準)
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35以下※1
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※1環境基準は環境基本法に基づく人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準
※2高感受性者は、呼吸器系や循環器系疾患のある者、小児、高齢者等
参考:環境省HP
特に子供や高齢者、呼吸器系や循環器系に疾患をお持ちの方は、より影響を受けやすい可能性があるということです。